お盆休み 第二弾
関東地方は昨日午後から夜にかけて襲った台風の影響もあり、ただただ、家に閉じこもるばかりの一日を過ごした人が多かったのではないでしょうか。
さて、今度の週末に控えるCカー耐久レースですが、ここへきて参加の意思表明をしてくれたメンバーが2人増えて、さらに盛り上がってきましたね!
昨日、お約束した通り、暇を持て余すスロッター向けに以前に、車両整備の基本的事項を特別編として本日も紹介させて戴きます^_^
「レース中、スピンした直後にマーシャルがマシンをピックアップしてコースに戻すも、ピクリともせず、あえなくそのヒートの周回を放棄した」なんてことあったりしませんか?
これは、クラッシュなどの衝撃でガイド部分にあるブラシとモーターコードの接続箇所が外れることから給電されず、全く動かなくなるというものです。
いくつかの原因の中から2つ、ここだけの話をしますので、他言無用扱いでお願いします^_^
◆原因その1
アイレット仕様(下図)が多く出回ってますが、大事なレースではあまり勧められません。 理由は、スポッと抜けてしまう場合が後をたたないからです。
◆原因その2
モーターコードの被覆をワイヤーストリッパーなどで向いた状態の芯線にわざわざハンダされたものがガイドに刺さってたり(Slot.it DTM)する仕様が出回っていますが、これも要注意です。
なにせハンダで固めているということは、いわゆるガイドがコーナリングのたびに左右に動き、それが繰り返されると金属疲労で最終的にはポキっと折れるからです。
◆対応方法
モーターコードの被覆をワイヤーストリッパーなどで向いた状態の芯線をこよった上で、それをガイドに差し込み、イモネジ(長さ3mm前後)で締める。 要は余計なことはしない! これが良いかと。
もちろん、モーターコードの長さは、ガイドを左右にひねったときに突っ張らないことが前提であることは言うまでもない^_^
っとまあ、当たり前っちゃ、当たり前ですが、結構、できていないんですよね、これが^_^ 皆さんは大丈夫ですか?
間違っても、上手く走らないマシンにあたってはいけません! 自身の整備不足を反省してください!
さあ、昼飯食べ終わった人はもちろん、食べてる最中、或いはこれからの人、マイピットボックスを開けて、マシンの整備に取り掛かろうではないですか!
前回のレースでコントローラ不調から終始元気がなかったKAZU氏の情報が舞い込んできました。
情報によると、このお盆の期間を使い、エイチヤ氏とマイアミのアドバイザーの支援を受け、懸命の原因追求の末、元の状態に戻すべき修理を済ませたとのこと。
耐久レース本番に間に合わせてくるあたり、意気込みが感じられることは言うまでもなく、他の参加メンバーのかたにおいても、これを機に、マシン以外にもコントローラの具合も確認されては如何でしょうか。
例えば、抵抗が焦げていないか? 或いはハンダクラックがないか? ブレーキ、センシビリティ、トラクションコントロールなどボリュームの摘みにパーツクリーナーを塗布して回すなどして接点の掃除が考えられます!
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