削り3年、ガタ8年 <ガタ応用編>
本日のお題である「ネジの緩みについて」を考えよう!
前回の説明で、いくつかのガタだし方法を紹介しましたが、いずれの場合も緩めたネジが更に緩んでいくと、コーナーでの安定したマシンの挙動を持続できなくなるばかりか、脱落したネジが他レーンの溝に入り、それがきっかけで後続車によるクラッシュに繋がるリスクが考えられることから、今回は、そのネジの緩みとどう向き合っていくかを考えてみたい!
対処として考えられることの一つに、ネジロックなどを塗布することがあげられますが、そうでなくても安くないマシンの調達費用に加えて更なる出費は避けたいところだ。
っで、この方法は如何かな? 皆さんのピットボックスに必ず忍ばせている瞬着だ! えっ、そんなの使ったら、ボディとシャーシがくっついちゃうじゃないかと。 いえ、心配しないでください。
やり方は簡単。
■準備するもの
瞬着、クリップ
■やり方
①ネジポストの穴に瞬着を1滴垂らす
②クリップを伸ばし、その先端をポストの奥まで入れてかき回す
③乾くまで数分待つ
④確実に乾いたことを確認したら、ゆっくりとネジを締め込んでいく。
⑤いけるところまで締めたら、自分の好きなガタ出しポイントまで逆回しで戻してやる。
<目からうろこ情報>
感がするどい人は気づかれたかもしれませんが、上記方法を使えば、標準の短いネジを無理して使うことなく、自身が市中で調達した安価なネジでガタが出せるわけです。
SRCでは、レースのレギュレーションの中で、使用ネジについては制限は設けていないことから、標準より、少し細身のネジを使ってガタ出しされている方も散見されます!
っということから、ベテランの皆さんには全くもって要らない情報で、すんませんでした。そんな方は、ご自身の記憶を消し去って戴くようお願いします^_^
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